大人のヒマつぶしシリーズ

新しい建物もいいけど、昔の建物を現代風にするリノベーションブームが続いています。予想以上に、素敵な内装に生まれ変わったりします。そこで、昔の小説を現代風にアレンジしてみたらどうなるのだろう・・・と思い、過去の名作を現代風にしてみました。


「方丈記」(鴨長明)リノベーション
「ツーイー記」

「行くツイートの流れは絶えずして、しかも、もとのツイートにあらず。画面に浮かぶつぶやきは、かつ現れかつ消えて久しくとどまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し」

時代の流れの速さを表現したもの。「人もすみかも・・・」の部分は原文のままだが、昔の人も「時代の流れは早い」と思っていたことを再確認。


「走れメロス」(太宰治)リノベーション
「走れマツコ」

「マツコは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の女子アナを除かなければならぬと決意した。マツコには痩せ方がわからぬ。マツコは二丁目のオカマである。毒を吐き、男と遊んで暮らしてきた。けれども、女子アナに対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明マツコは二丁目を出発し、野を越え山越え、十里はなれたこのフジテレビにやってきた。マツコには、愛も、情けも無い。くびれも無い。食べ物に囲まれた一人暮らしだ」

・・・戦うなら、せめてもう少し痩せて、機敏な動きができるようにしてからじゃないと・・・。ただ、最近は怒りの矛先がTBSの田中みな実と加藤シルビアに向かっているから、お台場の次は赤坂に突進してくる可能性大だ。


「小さき者へ」(有島武郎)リノベーション
「小さき者へ2013」

「お前達が大きくなって、一人前の人間に育ち上がった時、―――その時までお前たちのパパは生きているかいないか、それが分からない事だが―――父の残したエロ動画を繰り広げて見る機会があるだろうと思う。その時、このエロ画像もお前達の眼の前に現れ出るだろう。時はどんどん移っていく。父の残したエロ動画やエロ画像がお前達にどう映るか、それは想像も出来ない事だ」

この先、自分がおじいちゃんになって天国に行った後で、パソコンに残っているエロ動画やエロ画像が見られたらどうしよう思っている人は多い。あらかじめ親友に頼んで、孫達に発見される前に、削除しておいてもらうようにしておかないと・・・。


「吾輩は猫である」(夏目漱石)リノベーション
「吾輩はAIBOである」

(本題に入る前に)
※この書き出しは、黒柳徹子が未だにAIBO(←コーヒー色なので「グレイ」という名前をつけている)を溺愛していて、本来はできないハズの「AIBOがしっぽを股ぐらにしまい込む」ことができたり、「放っておくとAIBOがつまらない顔をする」という“理解しがたい現象”を、徹子が「さんまのまんま」に出演した時に語っていて、さんまさんをア然とさせたという事実をモチーフにしております。

「吾輩は犬である。名前はグレイだ。何でも、薄暗い工場で生まれたことだけは記憶している。吾輩はこの家で始めてタマネギ頭の人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは『徹子』という、人間中で最もおしゃべりな種族であるそうだ。この徹子というのは時々、人を捕えて部屋に連れ込み、相手の話を妨害して徹子ばかりが喋ってしまうというのである」

しっぽを股ぐらにしまい込むことはプログラムされていなかったらしく、この話を聞いたソニーの方が徹子に「AIBOを調べさせて欲しい」と言ってきたとか。


「銀河鉄道の夜」(宮沢賢治)リノベーション
「壇蜜鉄道の夜」

「『ではみなさんは、そういうふうに『下着はつけません』と言ったり、『私の奴隷になりなさい』と言ったりしていた、このぼんやりした表情の女性がほんとうは誰かご承知ですか』先生は、黒板につるした大きな壇蜜の写真の、上から白くけぶった性感帯のようなところを指しながら、みんなに問いかけました」

男子校で、こういうシュチュエーションで先生が授業をしてくれるんだったら、授業の視聴率100%である。(←何の科目なんだ)


「風の又三郎」(宮沢賢治)リノベーション
「風の股三郎」

「だっだだ だだうだ だだんみつ
青い上着も脱ぎ散ちらせ
でっかい寝巻きも脱ぎちらせ
だっだだ だだうだ だだんみつ」

またもや壇蜜。もう21世紀になって13年目だというのに、これほど「昭和」が似合うグラビアアイドルはいない。


「峠」(司馬遼太郎)リノベーション
「峰」

「もうそこまできている。あと10分もすれば舞台袖から白衣の男が歩いてきて、劇場の客を笑いでうずめてしまうにちがいない。
『いつものことだ』
まったくいつものことである。あきもせずに、ケーシー高峰は下ネタをくりかえしているし、お客さんもケーシーの『ど下ネタ』で笑う習慣をくりかえしている」


(あとがき)せっかくの名作を、こんな感じにして申し訳ありません。頭を床にこすりつけながら、土下座を100回しておきます。それではグラッチェ。